こんにちは、東京都府中市の型枠解体 山宗建設(さんしゅうけんせつ)です。
昨日の記事で簡単にBIMについて述べましたが、BIMは個人的には、統合ツールとして機能させることが可能だと思っています。
一方、製造業においてもEDIという、製品の企画から量産に至る仕事のやり取りを統合化するためのツールがあります。
これは、10数年前に提唱されているものですが、製造業は自動車、電機、半導体等分野が広く、その中に建築資材といった製造業も含まれてきます。
しかしながら、EDIは業界の言葉の定義が全く違うため、統一できず、頓挫しました。
※設計図ができあがり、加工に回す際に注文書の内容と図面をもう一度ソフトに再入力するようなことが日常的に起きています。
実は、世界中において製造業の言葉の定義が違うことによる遅滞や経済損失は問題視されており、これを解決するために、国連において中小企業共通のEDIの標準ができ、それに基づき日本においても中小企業共通EDIというものができました。
これにより、共通化のプラットフォームはできつつありますが、問題はやはり各業界団体の協力をしっかりと得られるかです。
そういった観点から見るとBIMは建設業界の中では有効に生きる可能性は高いですが、EDIによる発注の流れと組み合わせて行く必要があるのか等は今後の課題として検討する必要はあるかもしれません。
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