こんにちは、東京都府中市の型枠解体 山宗建設(さんしゅうけんせつ)です。
つづいて、3Dプリンターの建築への活用について調べました。
②躯体の建設
こちらは、ドバイの3Dプリンターオフィスの話でもしましたが、技術として研究が進んでいます。特に、海外での研究が著しいような気がします。
しかしながら、まだ、東京のビルの躯体をというところではなさそうです。また、材料の調合や耐震のための構造達成、傾斜がある土地や隣のビルと接触する狭小地では難しそうです。それらを全てクリアすると本格的に普及していくのかもしれません。
一方で、建設するにあたって日本には厳しい建築基準法があります。法律が3Dプリンターによる躯体の直接施工を認めるかは、しばらくなさそうな気はします。
3Dプリンターで躯体工事が可能となれば、デザイナーの活躍の場が増えるかもしれません。
③型枠材への展開
躯体工事では、パネコートの型枠材が一般ですが、3Dプリンタにより型枠材を使用する研究が進んでいるようです。
これにより化粧型枠が簡単になります。
つまり、3Dで色々な模様や形状を作り込み、それを型枠とし、取り外すことで、衣装の後加工が不要となるということです。
現在も高速道路の岩のようなデコボコした形状の壁がありますが、それは発砲素材、スタイロフォームのようなもので、岩の形を作り、それをバールや特殊機器で取り外していく工程を行っていますが、工数が多いのと廃棄物が凄いのが難点です。
これにより、通常のビルのように型枠を取り外す工程を経ることで効率化できますし、デザインを後でする必要も少なくなりますので、生産性向上につながることが見込まれます。
以上、現在進みつつある、3Dプリンターの活用について述べました。
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