こんにちは、東京都府中市の型枠解体 山宗建設(さんしゅうけんせつ)です。
本日は、ドバイの3Dプリントの建物のニュースを聞きつけて少し調べてみました。
なんと、ドバイは条例で、2025年までにすべての新築建造物の資材の25%を3Dプリンター製資材とすることを義務付けているようです。
むむ、このままでは、我らの職が奪われる。。。
という、感もあるのですが、日本ではプレキャストコンクリートなども使われており、現場で型枠の解体という機会は少なくなる可能性はあります。
https://www.youtube.com/watch?v=0fYKmdt4KAg
しかしながら、ドバイの画像を見たところ、おそらくベタ基礎に箱がのっているという感じでしょうか。
恐らく、プリンターで製造できる最大サイズのものを組み立て、最後は盛んで、切れ目を見えなくしているのではないでしょうか。
コストが相当下がり、工期も短くなったようです。
原価が14万ドルだそうです。人件費削減が80%だそうです。工期は17日。
凄まじい破壊力ですね。
この潮流は続き、建設も変わっていくのではないでしょうか。
ただ、今回の件は、ドバイの環境が推し進めたと言えます。
まずは、行政的な視点。続いて、自然環境でしょう。
ドバイが現在開発している巨大ビルディング群のコストは尋常ではないはずです。
そのコストを削減したいというのは分かります。
また、地震が(ほぼ)起きないと言われる国だからです。
このままの水準で日本で展開するのはまだ厳しいでしょう。
相当強度があったとしても、揺れた際に中にいる人を守れるかどうかは疑問があります。
ニューヨークも固い地盤に守られていますが、ロサンゼルスは違います。
このように考えると使い分けが生まれてくるのではないでしょうか。
また、部材としての取り込みは増えてくると思います。
高層マンションに活用するのであれば、ALCを活用していると高層部は重たくなりますので(もちろんある程度のの重さも重要となりますが)、それを3Dプリンタ製品で代替するということはあり得ます。
しかし、超高層マンションで、かつ基礎が弱い場所では、基本的に現在のコンクリート打設による工法の方が良い可能性があります。
このような使い分けが発生するのではないかと考えています。
我々は、基礎が多いから大丈夫だ!とは言えませんが。
我が国の環境からすると、急激に変えることは難しそうです。
例えば、パネコート板が3D板に替わり、外す際の作業が変わる可能性を考えてみました。
その場合は、外すのが大変になりそうです。パネコート板は、場合によっては破壊して取り除くこともできるのに3D素材だと難しそうですね。
以上踏まえると、どうやら国によっては建設手法に急激な変化が生まれる可能性がありますので、それがデファクトスタンダードになる可能性も0ではないでしょうから、気を付けなければいけませんね。
◆求人募集中
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詳しくは、こちらをご参照ください。
アップして間もないのめすが、そこ経由で閲覧してくれた方がいるようです。
我々のような建設会社では、効果は限られますが、小売・サービスの店舗ですと、相当使える仕組みだと思います。
画像のアップロードで入店イメージ、サービスがどうか、入りやすいか、なども分かるため。行動を促すことにつながりますね。
ただ、悪い評判が立ってしまうと、この上ないダメージにもなります。
そういった意味で、お客様と接する気持ちを持って管理しなければならないと思います。
ビジネスチャンスですので、使いこなしていきたいと考えています。
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