· 

伊勢丹の跡地②

こんにちは、東京都府中市の型枠解体 山宗建設(さんしゅうけんせつ)です。

 

伊勢丹の跡地は、内装の解体工事はされているような感はしますが、一向に新規管理会社、展開コンセプトが出てきません。

 

中心市街地の空洞化の状況にあり、年末、年始にかけて全く一帯が振るわないと、調布、国分寺島の周辺地域の開発が活発な中、府中の地位の低下につながるのは、という声も若干聴かれるようになりました。

 

地域間競争ということで、府中市は数十年前から駅前商店の方たちが一生懸命知恵を絞り、まとまってきました。

そういった積み重ねに敬意を表するとともに、うまくいってほしいところであります。

 

ちなみに、2019年11月30日の日本経済新聞に「東京・府中市出資の会社、三越伊勢丹を賃料めぐり提訴」という記事がありました。

以前も書きましたが、基本的には伊勢丹がその後の運営管理もする予定だったようです。

 

国分寺駅の「mi-ts(ミーツ)」も三越伊勢丹さんです。最初はどうなるかというところでしたが、価格帯の思い切った変更もあり、少しずつ軌道に乗せていると考えています。

その三越伊勢丹さんと契約解除をし、賃料の8千万円を請求の提訴をしたとのことです。

 

どちらが悪いとかではなく、中心市街地の空洞化は、弊社が様々な駅周辺のテナント建設に関わる中で、他の地域とのバランスが崩れ街の魅力低下ことにつながる要因として、長期の空洞化がその後の街づくりに影響を与えると思っています。

東京都府中市は、八王子市、町田市に次いで、市町村部では第3位の26万人の人口と、製造業出荷額は8千億を超えるポテンシャルが高い地域です。

東芝さん、NECさん、キユーピーさんなど製造業が盤石ではあるし、競馬場や競輪場、その他施設で税収も底堅いわけですが、中心がつまらなくなると折角のコンパクトシティーに向けた街づくりに逆行する可能性が出てきます。

 

中心市街地の活用として、府中市内で完結したくなる最寄品、買回品のイメージを最近の若い家族へのヒアリングをとおして作り込むとともに、夜の街の活性化、観光の活性化を含めて外部にも目配りし、伊勢丹の跡地の活用が進めば、一市民としてとてもうれしく思います。

 

新たな管理者が決まれば、恐らく内部の改造工事が始まるのではないかと思っています。

 

以前吉祥寺駅周辺の家電のテナントでやらせていただきましたが、立ち上がりや一部壁の追加建設など、細かいですが型枠大工・解体の仕事も発生します。何かあれば、お声かけいただければ幸いです。

 

前の内容はこちらです

 

 

◆ WEB担当者よりメッセージ

①職人さんの募集

②型枠解体、リフォーム、設備設営等のお問い合わせ

③その他(コンサルティング等)

 

ご興味ありましたら、こちらまでご連絡ください。